1. HOME
  2. ブログ
  3. 会社の法則・ルール
  4. 何故、ほんとんどの会社が借入金の返済が出来なくなるのか?

何故、ほんとんどの会社が借入金の返済が出来なくなるのか?

2020/04/05会社の法則・ルール

それは、資金繰りのルールと経営の経験値が足りないからです。

借金が0円がいいのは、誰でもわかることです

でも、事業を拡大して行くときは、どうしても資金が必要となり

銀行から融資を受けないといけない

最初の起業時は、貯めた資金の範囲で事業を立上ます!

徐々に事業の規模を大きくして行きます。

運送会社であれば、最初は中古のトラックで開始するのですが

中古は、修理代もかかるので、新車を購入しようと考える、

そうすると銀行から融資を受けないといけない、

どうしても借入金をしないといけない

また、仕事量が増えてくると、従業員を雇用しないといけないと

そうすると銀行から運転資金を借りないといけない

すべて、初めての経験ですよ

いつ買うのがベストなのか!

借入金は、いつ申込むのがベストなのか?

悩みませんか?

個人事業を法人化するタイミングは!

融資の制度は、どんな制度があるのか?

銀行も地方銀行に、都銀

金融機関では、信用組合もあるし

政府系の金融機関、日本政策もある

経験値がないから、どこに行けばいいのか?

はたまた、誰に相談すればいいのか悩みませんか?

また、インターネットで借入金の詳細をみると運転資金最大2千万円

設備資金6千万円とか記載がある。

この最大の借入金が出来ると勘違いしていませんか?

そんなに簡単に借りることが出来れば、誰も苦労しません

やはり、経験値が足りないので、このような考え方になるのです。

借入金をするということをしっかりと理解しないといけない

一言でいうと利益の先取りです。

例としていいますと

今から、5年で1千万円儲けるので、先にお金貸してくれということなのです。

本当は、1千万円貯めて行えばいいのですが、時間がかかるので、銀行で

資金を借りることにより、手元に1千万があるということです。

 

ただ、よく考えて下さいね。

手元に5年で1千万円貯めるのに、どれだけのコストと困難と時間が必要なのか?

仮に税金の負担を50%と想定します。

よくプロ野球選手やら高額納税者の芸能人とか

収入の半分が税金と耳にすることは、ないですか?

 

年間3千万円の収入だと税金が仮に50%と想定すると

税引き後の手元資金は、1500万円これが自由に使えるお金です。

あなたが、自由に使えるお金です。

話を元に戻すと、1500万円を借入するということは、

返済期間が5年であれば、

あなたは、5年間で3千万円儲けて、半分税金を支払い、残りの半分で

銀行に返済してあなたの手元資金は0円です。

そのかわり事業の骨格が出来上がるのか、何か設備が残ると思います。

 

利益の先取りが伝わりますでしょうか?

今回は、先取りの話を伝えやすく、税金の負担を単純に50%に想定しましたが

いかがでしたでしょうか?

 

このようにあなたは、資金を借りたときのルールはご存知でしたか?

お金を借りるということは、利益の先取り

そして、借りる資金の倍を利益で捻出しないといけない

倍返しの法則ご存知ですか?

 

この2つのルールをしっかりと認識が必要

 

あと、もう1つ大きな問題があります。

どの会社もそうなのですが、

 

お金を調達する目的が、銀行からお金を借りるがゴールになっている。

本来はお金を借りて、しっかり返済をする。

ここがゴールになっている経営者は、少ないです。

 

資金繰りで苦労された経営者は、経験値が上がっていますので

返済するがゴールでがメージされています。

 

また、返済最終日までの長い道のり、様々な問題が発生します。

それを事前に把握していくには、毎月の資金繰りを管理する。

 

これが出来ていない経営者が大半です。

 

資金繰りの管理は、簡単です。

また、決算書の資金繰りの見方もポイントを押さえれば簡単です。

金融機関が決算書の、どの部分を見ているのかもポイントがあります。

ただ、すぐに一度に大量の知識、情報を聞いてもすぐに忘れてしまいます。

1つ1つ経験しながら、少し躓きながら経験していくことにより

会社の経営ノウハウが出来上がるのです!

 

いかがでしたでしょうか

会社の資金繰りのルールと経験値の話は、理解して頂けましたでしょうか?