経営者が決算書の見方(読み方)何故出来ないのか?『謎』について
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目次
誰も教えてくれない【決算書の謎】
ここでは、私どもが実際に現場で見て感じた、会社と金融機関のやりとりのなかで、経営者が決算書の見方が分かっておらず、金融機関の質疑に答えることができていない現実と問題点についてお伝えします。
■設備投資や運転資金の調達がスムーズにできないのは、なぜ?
※銀行からの質問に的確に答えられていますか?
■銀行から決算書のことを聞かれても、答えることができないのは、なぜ?
※決算を税理士に任せきりにしていませんか?内容を把握できていますか?
■社長は、どうして決算書の見方(読み方)がわからないのか?
簡単なことです!
・決算書のルールが分からないから
・決算書の作成過程を知らないから
・決算書の役割が分からないから
でも、誰でもルールと役割が分かれば、今後の対応・対策・金融機関との交渉も上手く行きます。
しかし心配しないでください、あなただけではありません。私どもがこれまでお会いした経営者で、決算書が読み取れる方は殆どいませんでした。
これが現実の話で、【決算書の謎】と私どもは思っています。
【決算書は家計簿です。自分の家の家計簿の状況を知らずに、どうやって毎月生活をするのでしょうか?家計で資金が足らなければ、毎月身内から資金を借りるのでしょうか?返済できないまま、毎月資金を借りることは危険です。】
決算書の見方(読み方)を知るには、まずは現状の把握が必要です。
前提条件を知らなければなりません。
決算書の作成のルール。勘定科目の意味。
自社の決算書を丸投げで税理士に任せていませんか?
決算書に、仮払金・貸付金・不明資金はありませんか??
決算書を理解すれば、自社の会社の収益構造も分かりますし、資金の流れも読み取ることができるし、会社が抱えている負債と資産も、もちろん読み取ることができます。
決算書の見方を理解するには難しく考える必要はなく、日常の実態と決算書の流れをジョイントすれば良いのです。日々の資金繰りと決算書が連動するように、日々の収益と経費の科目と取引先が連動すれば良いのです。
そして経営者のあなたが、決算書のルールと銀行での決算書の位置づけ、税理士視点での決算書の位置づけを理解できれば、明日からあなたの決算書の見方・読み方が変わります。
少なくとも、経営者は自社の決算書を読み取ることができれば、おのずと金融機関に自社の今期の決算内容を説明することができます。
・自社の状況は債務超過なのか?
・負債が大きいのか?
・資金繰りが回っているのか?
・利益が出ているのか?
・在庫が過剰になっていないのか?
読取りができて、そこから経費の削減ができないのか?などの、今後の対応と対策が可能となるのです。
また、収益構造と資金繰りを見ながら、設備投資計画、返済計画、納税資金の準備も考えることができます。
業歴が長い会社は、本来は黒字を維持しないと会社の存続に関わりますし、起業間もない会社はすぐに安定的に黒字を出すのは厳しいと思います。
業歴が長い会社でも、安心はできません。設備投資による赤字の先行、業績不振による積立金の解約、リストラ、会社の不動産の売却、等々。資金繰りと納税・返済、業績と売上・コスト。効率を考えながら対策をします。
それらの結果が今期の決算書にどのように表現されて、金融機関がどのように考えるのかを読み取り、行動を起こして、対策をしなければなりません。(計画性を持って先手を打たないと会社の存続は厳しくなりますし、次の成長に移行するスピードを失います。)
ここで、ちょっと質問です
・あなたが決算書の見方(読み方)について、尋ねるが人が身近にいますか?メンター的な存在はありますか?
・その誰かは、事務員?税理士?銀行の担当者?取引先の社長?友人経営者?
・あなたの会社の状況をキチンと理解して、的確に決算書の見方を助言してくれる方はいますか?
この質問にサッと答えられなかったあなたは、ぜひこの先も読み進んでくださいね。
サッと答えが出た方も、何かしらの不安があってここまで来られたのでしょう。ぜひ、この先へお進みください。
では決算書の見方が分かると、何が変わるのか?
- 明確に今後の計画が立てることができる!
- 不安がなくなる!
- 会社が向かうべき方向が明確になる!
- 資金調達がスムーズにできる!
決算書の読み方も分からずに会社の経営をして、うまくいく訳がありません
例えば、ゴルフのルールを知らずにゴルフ場に行かれますか?プレーをしますか?
興味が湧けば情報を集めたり、道具を集めたり、練習したり、詳しい人に聞いたり。さらに、知合いに頼んでゴルフ場に連れて行ってもらい、色々と教わるのではないでしょうか?
会社の経営も同様です。勝ち組の経営社の考え方や会社経営のルールを知らずに、いきなり会社経営をしても上手くいく訳がありません。
特に会社の重要な【決算書】は、あなたの会社の一年間の成績・会社の状況を把握する資料ですから、誰よりもあなたが読みとる力が必要となります。
けれども、どの経営者も正確な見方・読み方・分析・対応・対策ができていないのが現状です
勝ち組経営者の管理は、素晴らしいですよ。独自の管理ツールを作成しています。それは、決算書の読み方が今一つ分からなくても、独自の指標を持っています。でもこれこそ、簡単では無いのです。
この勝ち組経営者が、決算書の見方(読み方)が分かれば鬼に金棒でないでしょうか?
決算書の見方については、立場により視点が異なります
- 銀行からの視点・・・幾らなら貸せるのか?幾らなら返済ができるのか?債務超過ではないのか?
- 税理士からの視点・・・税金が幾らなのか計算をする為
- 経営者ご自身からの視点だと・・・経費の削減をして利益率の向上とか、経費の割合、会社の負債状況を把握します。
- 従業員への還元について・・・会社は、利益の何%まで従業員に給料として支給できるのか?
- 資金繰りについて・・・毎月、毎年資金繰りは回るのか?毎月銀行に返済後、資金はどのくらい残るのか?
- 税金の納付について・・・消費税、法人税の支払いはできるのか?予定納税も現在の資金繰りで支払いができるのか?
まとめ★提案★です
【最初はプロに見て貰って、その後は自分自身で研究して、この見方で良いのかを再度半年後にでも聞いてみる】
これが一番早いやり方です。
また無料相談のフリーダイヤルもありますので、お気軽にご連絡下さい。
お問合せは、方法はLINEもしくはメールもあります。
(フリーダイヤルに関しましては、平日の午前10時から午後3時までお問合せをお願いします。)
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