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後継者がいない、創業20年目の会社、代表者現在54歳、事業承継、継承はどうするのか?
目次
50,60代の中小企業の経営者のあなた、事業承継、事業継承をどうしたらいいのか?考えていますか?
20代は、会社に属しながら社会経験をして、30代に独立起業した社長も、いつの間にか50代になりまして今後の会社の継続をどうしようかと悩む年齢になりました。
同時に中堅のスタッフは、コロナで退職されたり、同業者か取引先のクライアントが新規事業で引き抜きをされるケースをよく見かけします。他の芝生がよく見えるのだと思います。
こういったケースの場合、急に退職が決まるので引継ぎやら対応でバタバタです。
しかも給料日もしくは、賞与支給日におこります。
事業承継、M&A、中小企業、事業継承、会社売買で悩むことがよくわかります。
誰も事業を承継しなければ、事業は廃業となりますが、それでは長年取引をしてくれた方々には、迷惑をかけてしまいます。
だれも事業承継する人がいないから勝手に廃業とは、いかないので、会社の売買専門会社に相談したり、M&Aを検討する会社の心境も理解出来ます。
ですが、果たしてそれでいいのだろうと日々思っていました、トラブル問題なく引継ぎ、承継が出来るのだろうかと
先程の会社も中堅が退職するのは、どこに問題があるのだろうかと考えてみました。
社長も会社も数年間も一緒に仕事をしてきて、突然すぎて、ショックも隠せない模様でした。
それで、この会社は建設業なのですが、どのように事業継承、M&A、会社売買を進めていると思われますでしょうか?
事業承継、継承、中小企業のM&A、会社売買について
それでは、この創業20年目の会社の経営者は、この度事業承継をどのように考えたのか?
それとも、会社を売買する方向性で考えて、中小企業のM&Aセンター、会社売買を念頭において、相談に行こうと考えたのか?
それとも、いずれ60歳、65歳で引退を考えることにしたのでしょうか?
下請け会社の創業間もない職人経営者に少しづつアプローチしていました。
成程、最初にこの話を聞いていた時は、コロナ前で以前から社長が冗談交じりで、うちの会社にくればいいのにと普段から話をされていましたので冗談の話かなと思いましたが、現実的な話になってきましたね。
確かに中小企業のM&Aセンター、会社売買の専門会社に相談にいくと、会社を購入してくれる会社は探してくれますし、様々な手続き問題点も解決してくれるかもしれませんが、今回の事業承継、事業継承は有効的な考え方ではないかなと思います。また進めて行く中で問題があれば方向を修正したり調整は必要と思いますが実際の中小企業、個人事業主の承継及び継承は、社内に後継者がいない、親族にいない場合はこの方法は、有効的な一つの方法と考えてみて下さい。
今回のケースは、事業承継、継承、会社売買、M&Aどれに該当するのでしょうか?
事業承継、継承になると思います。
事前準備として、下請け会社は、そのまま継続して行きます。直接受けていく案件の仕事もありますので、また急に会社がなくなると既存の取引も困ります。
親会社の会社にまずは、役員として就任して少しづつ取引先等と名刺交換、挨拶しながら引継ぎ作業にはいります。
元々、下請けさんでしたので取引先とは、顔馴染みなので問題なくスムーズに現場単位の承継と継承は問題なく進むと想定しています。
後は、創業間もない会社の職人経営者が少しづつ自分自身が設立した会社は、数年かけて廃業にするのか、休眠としていくのか?
最終的に合併するのかは、その時の世の中の様子で選択肢は変わると思います。
事業承継、継承のポイントとしては、
日頃から社内のスタッフに事業を引継ぐ意思があるのかを投げかけをしてみる、または、誰が後継者になればいいのかを問いかけをしてみる。
親族、社内のスタッフで後継者がいれば、事業承継の計画をたてる。専門家に相談しながら事業承継なのか会社売買なのか一緒に計画を考えて下さい。
まずは、経営者が元気なうちに、会社を承継する準備、最終的に承継するべきなのか?廃業するべきなのか?会社売買するべきなのか?
自社の状況を考えながら、数年後をイメージ考えて見て下さい。
まとめ『事業承継、継承、中小企業M&A、会社売買』について
- 50代、60代の経営者は、事業を継続するために、自社の状況を踏まえてまずは、意識して下さい。自分自身の退職日、経営者としていつまで経営に係るのか、そこから逆計算をして何を準備するべきなのか?
- 会社の負債、資産、会社の株等もどのようにするのか、考えることは沢山あります
- 会社の承継と事業の承継は、分けて考えて計画をたてないと、現場の承継だけでも引継ぐ側は、かなりのプレッシャーになります。会社の経営状況、資金繰り、負債も考えて舵取りをするには、経験と知識が必要です。少しづつ承継、継承しないと会社が引き継いだけど数年で廃業となると社長の承継が準備不足となりますので、取引先、従業員、家族たちの生活の基盤ですので、慎重に計画を考えて、問題点があればどうすれば解決が出来るのか考えて事業承継、継承、会社売買なのか考えましょう
- 会社により、1つ1つ状況が異なりますので、これが正解と言うことはないと思います。